【重要事項】
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カスタマイズ等を行ったことにより発生した故障・破損、それに付随する不具合によって発生した損害について、株式会社Cerevoは一切責任を負いません。
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Hackeyは分解された時点で、添付された保証書の保証資格を失います。
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ここで公開している記事の利用方法についてのサポートは行っていません。
Hackeyを分解するには
準備するもの
- ピンセット
- +ドライバー(No.1 先端長は40mm以上、先端が磁性付きの物が望ましい)
手順
- Hackeyの底面に4箇所にある滑り止めゴムを取り外します。
予備のゴムは付属していませんので、滑り止めゴムは清潔なビニール等汚れない場所に一時的に貼り付けてください。
- 4箇所にあるネジを+ドライバーで回し、ネジを取り外します。
ネジを取り外した後、底の黒い樹脂(以下ボトムキャビネット)と白い樹脂(以下ミドルキャビネット)が、
意図せずにはずれ、スイッチ端子が破損する場合があります。
また、LED導光板が紛失する場合もありますので、取り扱いは注意してください。
上部の黒の部分と底面の黒の部分を片手で挟むように持ってください。
なお、以降出てくるネジは長さがそれぞれ違うため、混同しないようにしてください。
- 底面のネジを外した後、Hackeyを机に置き、ミドルキャビネットをゆっくり持ち上げます。
その際、ボトムキャビネットに基板が固定されていますので、スイッチ端子を取り外します。
- ミドルキャビネットと上面の黒い樹脂(以下トップキャビネット)を固定している樹脂を取り外します。
ミドルキャビネットの内側から見える黒いネジ3箇所を+ドライバーで取り外してください。
ミドルキャビネットからトップキャビネットを持ち上げて外します。
- 鍵スイッチを固定している黒い樹脂(以下ワッシャー)と鍵スイッチを取り外します。
上部から黒いネジを4箇所取り外し、ワッシャー付きの状態で鍵スイッチを上に引き抜きます。
- ワッシャー部は鍵スイッチ専用に設計されています。そのまま保管することをおすすめします。
ワッシャーを固定しているミドルキャビネットの固定部は実行距離が短いため、過度のトルクをかけると破損する場合があります。
分解後に余るネジは4本です。別途保管してください。 - 以上で分解は終了です。
スイッチの互換部品について
Hackeyは緊急停止スイッチ(押し込むとOFF)を想定して、
ショート状態でOFF、開放状態でONになる仕様になっています。
接続時のエレメントが間違えやすいので、気をつけて接続してください。
- 直径16mm(16mmφ、16mmファイ)のスイッチ
- ナット外径は22mm未満(それ以上だとナットが回りません)
- 端子部は対角で26mm未満(着脱可能なスイッチ部の場合はその限りではありません)
- マウント部(top bodyの内側面)から38mmの空間がありますので、38mm未満であれば入ります。
- パネル厚は1.3mmまで
組立
- 新しいスイッチに対してリード線をはんだづけします。
- 基板へ接続する端子を追加します。
- 端子もしくはケーブルを購入される方は、こちらの型番を参考に別途ご購入ください。
- SHR-02V-S-B(SHコネクタ 2極)
- http://jp.rs-online.com/web/p/pcb-connector-housings/3531074/
- http://www.aitendo.com/product/3702
- トップキャビネットに対してスイッチを固定します。
端子部とスイッチ部が着脱出来る場合はスイッチ部を先に固定した後、端子部を装着してください。
- トップキャビネットをミドルキャビネットに固定します。
分解の際の手順4を参考にトップキャビネットを配置してください。
位置決めピンと、トップキャビネットの▲マークを組み合わせると素早く固定できます。
固定の際にネジの配置が難しいため、ピンセットで配置するか、磁性付きの+ドライバーを使用すると良いでしょう。
- LED導光板が正しく配置されているか確認します。
- ミドルキャビネットをボトムキャビネットの上に載せ、上下を手で挟み込み、底面からネジを挿入して固定します。
MicroUSBコネクタ部を目印に固定することで素早く正確に配置できます。
- ネジ部の所に滑り止めゴムでカバーします。
- 以上で組立は終了です。
鍵スイッチに戻す場合
鍵スイッチに戻す場合は、分解手順の逆を追って行きます。
組立の際、下記のポイントにご留意いただくと素早く組み立てを行うことが出来ます。